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乳がん術後の痛み、痺れの原因は筋膜?筋膜調整での改善事例!

肩 祥平
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肩 祥平
理学療法士の国家資格を保有しております。『筋膜マニュピレーション®︎』の国際コースを2018年9月に全て修了しています。2019年4月には筋膜の解剖のために、一週間渡米します。日々アップデートする筋膜の知識・筋膜調整の技術で北陸の人の笑顔を増やしていきます!

乳がんで乳房の切除をしてから、前腕がしびれるようになってきました。

Bさん

 

乳がんの手術は成功しても、前腕に痺れがあると日々の生活にも影響がでますよね。

 

乳がんの手術後に肩の痛みや痺れを訴える女性は多いですが、Bさんのように前腕の痺れを訴える方もいらっしゃます。

 

痛みや痺れに悩んで手術してもらった外科のお医者さんに肩や指の痛みの相談すると、薬を処方してもらえることがいいです。

 

でも、お薬も飲んでるけど、最近あまり効果がないんです……

Bさん

 

そうなんです。薬は対処療法なので、痛みの根本解決にならないことが多いです。

 

では、なぜ乳がんの手術後に痺れがでたのでしょうか?

 

もちろん、乳がんの手術は成功しています。

 

乳房を切除する際に皮膚を切開し、縫合しますので、胸周りや腕の筋膜が硬くなります。

 

もしかするとBさんの前腕の痺れは、前腕から離れた部位の筋膜の硬さが影響しているかもしれません。

 

前腕から離れた部位の筋膜ってどこですか?

Bさん

 

それでは、Bさんの悩みを解決できるようにひとつづつ解説していきますね!

 

乳がんの手術後にでてきた腕の痺れに悩むBさんのために、痺れと痛みの本当の原因と筋膜の関係について説明していきます。

 

乳がんの手術後の痛みや痺れについて

乳がんの手術後に、手術した側の脇や前腕の痛みや痺れといった症状が出現することがあります

 

このような症状は、一般的には術後数ヶ月で改善することが多いです。

 

しかし、Bさんは術後8年経過していましたが痺れが残っていました。

 

Bさんのように、乳がんの手術後に数年にわたり痺れや痛みが残ることがあるようです。

 

▼日本乳癌学会の患者さん向けのページにも数年続く痺れや痛みについての解説の記事がありました。

神経痛のようにきりきりとした感覚の痛みや鈍痛などは,数年以上たっても消えない場合があります。このような慢性的に痛みが続く状態は,「乳房切除後疼痛(とうつう)症候群」と呼ばれています。

その原因は,はっきりとわかっていませんが,手術や放射線療法や抗がん剤治療による神経の損傷が関与するのではないかといわれています。

手術後10年が経過しても約2割の患者さんに認められるという報告があり,決してまれなことではありません。

(中略)

対処法としては他の神経痛の治療と同じような薬剤(鎮痛薬,抗うつ薬,抗けいれん薬,局所麻酔薬,医療用麻薬など)を使用することが多いのですが,現時点では乳房切除後疼痛症候群に対して有効性が証明された薬剤はなく,薬の副作用に注意しながら慎重に使用することになります。

 

引用元 日本乳癌学会 患者さんのための乳癌診療ガイドライン リンパ浮腫や痛みなど術後の後遺症について教えてください。 痛み(術後数年後)について

(アクセス日 2018/1/6) https://jbcs.gr.jp/guidline/p2016/guidline/g4/q22/

手術後10年経っていても2割の人が痛みや痺れがあるんですか….しかも原因がはっきりわかっていないんですね….

Bさん

 

原因は人それぞれあると思います。

 

日本乳癌学会の記事のように神経の損傷の可能性もあります。

 

神経の損傷ならこのしびれとは一生を付き合わなければならないの?さっき言ってた離れた部位の筋膜はどうなったの?

Bさん

 

では、Bさんのしびれを筋膜の視点から考えてみましょう!

 

乳がんの手術後の痛みや痺れの他の原因

筋膜はカラダ全体を覆っている全身タイツのようなものです。

どこか一箇所が硬くなると、他の部位まで引っ張ってしまいます。

 

そしてカラダ全体を覆う筋膜の中には自由神経終末という痛みを感じるセンサーや、神経が通っています。

 

筋膜が硬くなると痛みセンサーが過剰に反応してしまったり、神経の通り道を邪魔してしまうことがあります。

 

乳がんの手術で皮膚を切開、縫合することで胸回りの筋膜が硬くなります。

 

胸回りの筋膜の硬さが、腕や肩周りの筋膜を引っ張り、その周辺にある痛みセンサーを刺激したり、神経の通り道をじゃますることもあります。

 

もしかすると腕から離れた胸回りの筋膜の硬さが、Bさんの前腕の痺れの原因となっている可能性もあります。

 

手術の傷周りが確かに硬いです!これが原因ですか?

Bさん

 

その可能性は高いです!でも、私は決めつけず触って筋膜の硬さがないかを確認していきます!

 

どこの筋膜が硬くいと痺れがでる?

乳がんの術後のしびれの原因となる筋膜の硬さは人それぞれです。

 

その理由は、筋膜が硬くなる原因が人それぞれ異なるからなんです。

 

まず筋膜が硬くなる原因から説明しますね。

筋膜が硬くなる5つの原因

筋膜が硬くなる原因は▼の5つが考えられます。

 

筋膜が硬くなる5つの原因

昔の怪我(捻挫や骨折など)

内科的な病気(腸炎や下痢など)

手術

ギブスやテーピングでの長期間の固定

使いすぎ

 

これらが筋膜が硬くなる原因です。

 

手術でも筋膜って硬くなるんですね。

Bさん

 

さらに▼少し筋膜が硬くなる例を紹介します。

 

筋膜が硬くなる例

捻挫を繰り返すスポーツ選手は足首周りの筋膜が硬くなることがあります。

膝の靭帯の手術をした人は、膝周りの筋膜が硬くなることがあります。

デスクワークをしている人は、肘や肩周りの筋膜が硬くなることがあります。

吐き気がずっとある人は、お腹周りの筋膜が硬くなることがあります。

筋膜が硬くなる原因・部位は人によって異なる

日々の生活様式や、習慣、過去の怪我をした場所や、現在の仕事やスポーツで使いすぎている部位も人によって異なります。

 

筋膜が硬くなる原因、部位も人によって違うんです。

 

ですから、乳がんの術後の痺れの原因となる筋膜の硬さも人によって変わってきます。

 

乳がんの術後なので胸回りの筋膜は硬い可能性はありますが、先ほどもお伝えしましたが決めつけるのではなく私は筋膜調整をする前にしっかり触診で確認します。

 

筋膜調整をする際は、問診に時間をとり、ひとりひとりの生活習慣や過去の怪我を丁寧にお聞きして、どこの筋膜が硬くなっているかを確認していきます。

乳がんの術後の痺れを治すために、筋膜の硬さをどうすればいいの?

乳がんの術後の痺れの原因と筋膜が硬くなる理由、そして人のよって硬くなる部位が違う理由は分かりましたか?

 

その筋膜の硬さをどうすればいいのですか?

Bさん

 

筋膜調整で筋膜の硬さをとる必要があります!

筋膜調整とは

筋膜調整に関しては、一から説明しようと思うとかなり難しい話になってしまいます。

 

筋膜調整の内容を詳しく知りたい方は、コチラで詳しく解説しています!

 

今回は、筋膜調整をより分かりやすくお伝えするために動画で説明します。

 

▼2分程度の動画です。是非ご覧ください!

硬くなってしまった筋膜に圧迫と摩擦を加え、熱を発生させてわざと炎症を起こします。

 

炎症が起きることで、筋膜を正常に戻して行きます。

 

動画で見るとわかりやすいですね!でも、圧迫と摩擦は痛そうですね……

Bさん

 

施術中は確かに痛みが出ます。一度改善事例をみて考えてみませんか?

 

乳がんの手術後から小指側のしびれ、手首の痛みがあるBさんの改善事例

乳がんの手術後から小指側のしびれ、手首の痛みがあるBさんの症状

Bさん談

私は訪問マッサージ師をしています。

マッサージしている時や、患者さんを以上させる時に痛みが出てきて、長時間の仕事後が辛いです。

自分でストレッチをしているんですが、あんまり伸びる感じがしないですし、痛みも感じます。

これからも仕事を続けていきたいので、手首をつく時の痛みを減らしたいです。

あと、日常生活ではドアノブを開けるような動きで痛みが出ます。

 

 

▼痛みが出る動作を実際に確認しました。

 

【本人の許可を得て掲載】

 

これらの動きを、筋膜調整後どうなるかを確認していきます!

 

乳がんの手術後から小指側のしびれ、手首の痛みがあるBさんの筋膜の状態

Bさんの筋膜の状態を確認させてもらうと……

 

 

乳がんの影響と、昔の頭の後ろの骨の骨折の影響もあり、首回りの筋膜が硬くなっていました。

乳がんの手術後から小指側のしびれ、手首の痛みがあるBさんへの筋膜調整の結果

Bさんの硬くなっている筋膜に対して、筋膜調整を行いました。

▼筋膜調整の結果をご覧ください。

 

右手首を内側に回す動きでの痛みは、ほとんどなくりました!

左手首を内側に回す動きは、右手首ほどではないですが、痛みはかなり軽減しました!

 

 

ベッドに手をつく動きも痛みが減り、体重がだいぶかけられるようになりました!

 

 

ストレッチングした時の痛みはなくなり、今まで感じることがなかったストレッチングしている感じを、感じれるまで伸ばせるようになっていました!

 

筋膜調整の結果は▼以下の動画もご覧ください。

 

筋膜調整の翌日の経過も良好でした。

 

筋膜調整の2日後にも、嬉しい報告がありました!

 

Bさんが心おきなく施術できるようになって、嬉しく思います!

まとめ

乳がんの手術後には痺れなど、手術したところ以外にも症状がでます。

 

それは、乳がんの影響ではなく、手術したことによる筋膜の硬さが原因のこともあります。

 

私は乳がんの術後の痺れや痛みに対して、原因と考えられる硬くなっている筋膜を探して、筋膜調整を行い筋膜の硬さをとっていきます。

 

乳がんの術後数年が経っているからと、諦めないでください。

 

乳がんの術後の痺れで悩んでいる方は、一度筋膜調整をご検討下さい。

 

「乳がんの後の痛みも痺れもない!」と言えるように、そして、その先にあるみなさんの生活までサポート致します。

 

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